概要
ある事柄について、筋を立てて発話・記述する行為が<語り>です。しかしそれが事実をそのまま伝えているとは限らず、日本語で同音でもある<騙り>は、必ずしも別の語というわけではなさそうです。当人が意図したか否かにかかわらず、<語り>をする人の加工を経て、その事柄は<騙り>へと変化します。人間社会にとって<騙り>は必要悪なのではないかという観点から、単なる方便という以上に、だますことの名誉回復を試みてみます。
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講師紹介

小島 毅
東京大学
人文社会系研究科 准教授
※所属・役職は登壇当時のものです。
学歴 | |
1985年 | 東京大学文学部中国哲学専修 卒業 |
1987年 | 東京大学大学院人文科学研究科修士課程 修了 |
職歴 | |
1987年 |
東京大学東洋文化研究所助手 |
1992年 | 徳島大学総合科学部講師 |
1994年 | 徳島大学総合科学部助教授 |
1996年 | 東京大学大学院人文社会系研究科助教授 |
2007年 | 東京大学大学院人文社会系研究科准教授 |
研究テーマ |
儒教史・東アジア王権論 |
HP (ホームページ) |
http://www.l.u-tokyo.ac.jp/chutetsu/ |