悪水をめぐる紛争―日本史に見る「水の捨て方」―

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概要

水をめぐる紛争というと用水相論が思い浮かびがちだが、日本では近世以来、不用の水をいかに捨てるかもまた大きな問題であり、しばしば紛争へと展開した。水は生活を営むう上で不可欠だが、不用の水はしばしば災害を招く。水を、得るだけでなく適切に捨てるためのコストが、どのように負担されるべきか、その調整のためにどのような仕組みが作動していたのか。都市生活排水ではなく、農村の「悪水」に焦点を据え、水を捨てるためのコストをめぐる人々の考え方の一端に、触れてみたい。

収録日:
2009年10月17日
学部・研究科:
一般
分野:
歴史/民族・民俗

講師紹介

新田 一郎

新田 一郎

法学政治学研究科


学歴
1984年 東京大学文学部卒業業
1986年 東京大学大学院人文科学研究科国史学専攻修士課程修了(文学修士)
1988年 東京大学大学院人文科学研究科国史学専攻博士課程退学

職歴
1988年 東京大学法学部助手
1991年 東京大学大学院法学政治学研究科講師
1993年 東京大学大学院法学政治学研究科助教授
2004年 東京大学大学院法学政治学研究科教授

研究テーマ

日本中世法制史の研究 明治初期民事判決原本の整理研究


最近の主な著書
『太平記の時代』 講談社学術文庫 2009年
『新体系日本史1国家史』(共著) 山川出版社 2006年
『中世に国家はあったか』 山川出版社 2004年
『明治前期の法と裁判』(共著) 信山社 2003年

HP (ホームページ)

講義資料