概要
一流のスポーツ選手の動きには美しいという評価が下る。美しい動きの背景には身体の構造に無理のないフォームとバランスのとれた身体がある。一方、名選手を目指して猛練習を重ねる中でスポーツ障害が起こる。障害を起こさないために必要なものは何か。それは、スポーツ医科学の知識を学ぶことと、バランスのとれたトレーニングである。メディカルチェックや症例などの例を示し、スポーツ医学から見たバランスのよい身体とフォームについて述べたい。
講師紹介

渡會 公治
総合文化研究科
学歴 | |
1975年 | 東京大学医学部医学科卒業 |
職歴 | |
1979年 | 関東労災病院整形外科 スポーツ医学研修 |
1985年 | 帝京大学医学部整形外科講師 |
1988年 | 東京大学教養学部保健体育科助教授 |
1994年 |
東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻
生命環境科学系身体運動科学研究室助教授 |
2007年 | 同 准教授 |
研究テーマ |
投球障害、ランニング障害、ゴルフ障害、中高年運動療法 |
最近の主な著書 |
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上手な身体の使い方-未病の治を求めて- | 北溟社 | 2006年 |
美しく立つ-スポーツ医学が教える3つのA- | 文光堂 | 2007年 |
HP (ホームページ) |
http://idaten.c.u-tokyo.ac.jp/ |