グローバル化する世界 -歴史家の視点-

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概要

グローバル化という言葉に要約される急激な変化は、時代を画する歴史の大きな分水嶺となるだろう。人間活動のほとんどあらゆる領域がその影響を受け、私たちの世界認識、活動の準拠枠は大きく変化することになる。このグローバル化を、歴史家の視点から大きな歴史の流れの中に位置づけ、この現象が世界の構造をどのように変化させ、日本社会や私たちの生きる社会環境をどのように変化させることになるかを考察する。

講義実施日:
2007年4月7日
対象:
一般
分野:
歴史/民族・民俗

講師紹介

高山 博

高山 博

人文社会系研究科


学歴
1980年 東京大学文学部西洋史学科卒業
1988年 東京大学大学院人文科学研究科西洋史学博士課程
単位取得退学
1990年 米・エール大学大学院歴史学博士課程終了
PH.D.取得

職歴
1989年 英・ケンブリッジ大学 客員研究員
1990年 一橋大学経済学部 助教授
1993年 東京大学文学部 助教授
1998年 東京大学大学院人文社会系研究科 助教授
2004年 東京大学大学院人文社会系研究科 教授

研究テーマ
グローバル化研究
地中海三大文化圏の比較研究
西洋中世における統治システムの比較研究

最近の主な著書
「歴史学:未来へのまなざし」 山川出版社 2002年
「<知>とグローバル化」 勁草書房 2003年
「文明共存の道を求めて」 日本放送出版協会 2003年
「西洋中世学入門」 共編、東京大学出版会 2005年
「信者と他者」 共編、東京大学出版会 2006年

HP (ホームページ)
http://www.l.u-tokyo.ac.jp/~tkymh/index1.html

講義資料