「教」とは何か?:近世・近代日本における「教」の歴史

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概要

前近代の東アジアで「おしえ」は普遍的で包括的なものとして語られ実践されていました。 「おしえ」は、哲学でもあり、宗教でもあり、文学でもあり、歴史でもあって、またいろいろな境界線を越えていろいろな人々に共有されていました。
しかし、前近代の教えは十九世紀後半から近代的な知識分類によって再編されることになりました。

この講義では、東アジアで共有されてきた普遍的概念「おしえ」が近世近代日本において如何に近代化され、近代国民国家の建設に役に立つ一国知に変わったか、を紹介します。

★第18回東洋文化研究所公開講座『アジアの教』 開催報告は こちら

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講義実施日:
2018年10月20日
対象:
一般
分野:
文学/哲学/言語 歴史/民族・民俗

講師紹介

鍾 以江

鍾 以江

しょう いこう

東京大学
東洋文化研究所 准教授

※所属・役職は登壇当時のものです。

講義資料