概要
Placeboは日本では一般に「偽薬」と訳されます。もともとラテン語訳の聖書にでてくることば で「喜ばせる」というポジティブな意味を持ちます。どうして日本では「プラセボに過ぎない」な どとネガティブな意味合いで使われることが多いのでしょうか?その語源、漢字文化圏での類似の 用語、臨床試験でのプラセボの作成法、臨床試験と診療での使われ方の違い、倫理との関係など、 プラセボの多義的性格を探ります。
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講師紹介

津谷 喜一郎
東京大学
薬学系研究科 特任教授
※所属・役職は登壇当時のものです。
学歴 | |
1972年 | 東京工業大学工学部経営工業科卒業 |
1979年 |
東京医科歯科大学医学部卒業 |
1983年 | 東京医科歯科大学大学院(臨床薬理学) 修了 |
職歴 | |
1979-82年 | 北里研究所附属東洋医学総合研究所 内科学・漢方医学研修 |
1984-90年 | WHO西太平洋地域事務局(マニラ)・初代伝統医学担当医官 |
1990-91年 | ハーバード大学・武見国際保健講座・研究員 |
1992年 | 東京医科歯科大学大学院・難治疾患研究所・情報医学研究部門(臨床薬理学)・助教授 |
2001年 | 東京大学大学院薬学系研究科医薬経済学・客員教授 |
研究テーマ |
医薬品経済評価( 方法論の開発 / 評価の応用 )
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