「はやぶさ」にみる、だましだましの宇宙船運用術

プレイリスト

概要

人類初の地球圏外天体、小惑星イトカワへの往復の宇宙飛行を試み、昨年6月に無事帰還した「はやぶさ」の運用は、途中、幾多の故障やトラブルに見舞われました。しかし、プロジェクトチームは、これらの問題点を、なだめつつ、うまくかわしながら飛行を継続させることに成功しました。本講義では、この「だまし」つつの運用が、「はやぶさ」との協同で達成されたことを紹介し、その内容と、苦心にみちた探査機とのやりとりの実態を紹介します。

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講義実施日:
2011年9月10日
対象:
一般
分野:
工学/建築 理学/自然科学

講師紹介

川口 淳一郎

川口 淳一郎

(独)宇宙航空研究開発機構(JAXA)
/ 東京大学工学系研究科 教授

※所属・役職は登壇当時のものです。

1983年、東京大学大学院工学系研究科航空学専攻博士課程修了。同年、旧文部省宇宙科学研究所システム研究系助手に着任し、2000年に教授となる。JAXA深宇宙探査センター長を併任。専門はシステム制御論、アストロダイナミクス(応用飛行力学)。

講義資料