2010〜2012年度「東京大学公開講座「だます」」


医療におけるだまし -だますことで生命を救う-

偽薬・プラセボ

日本では一般に「偽薬」と訳される「プラセボ」の語源、漢字文化圏での類似の用語、臨床試験でのプラセボの作成法、臨床試験と診療での使われ方の違い、倫理との関係など、 プラセボの多義的性格を探ります。

2011年10月8日

カイコを実験動物として用いた医薬品開発

カイコは長い養蚕業の歴史の中で、その飼育方法が確立されてきた、いわば家畜とも言うべき動物です。カイコを用いて病気のモデルを作り、新しい医薬品を発見する試みについてお話します。

2011年10月8日

騙された空間認知と医学

3Dテレビで味わうような「臨場感」とは、「騙された認知空間に存在している感覚」とも考えることができます。ここでは「臨場感」の医学との関係と、その応用について考えてみます。

2011年10月8日

だましと心理 -だましの理論と哲学-

語りと騙り

人間社会にとって<騙り>は必要悪なのではないかという観点から、だますことの名誉回復を試みます。

2011年9月24日

騙しと哲学

哲学史の議論を素材にしながら、真理を探求することと騙すこととの内的な関係を考えます。

2011年9月24日

だまされないために -経済・社会におけるだまし-

経済現象におけるだましとその対策

経済活動では、だましだまされの関係は少なくありません。本講義では、だましとだまされないための対策が、経済活動やマクロ経済にどのようなインパクトを持っているかを平易に解説していきます。

2011年9月17日

上手にだます -制御の技術-

錯覚とVR技術

VR(バーチャルリアリティ)技術とは、デジタル技術を駆使して疑似的体験をつくり出す技術のことを指します。本講義では、これまで難しいとされてきた触力覚、嗅覚、味覚などを中心に新しい感覚の技術について語ります。

2011年9月10日

だまして分かる脳が身体を操るメカニズム

本講義では、いわば「脳をだます」ことによって明らかになった、脳が身体運動制御を獲得するメカニズムについて紹介します。

2011年9月10日

「はやぶさ」にみる、だましだましの宇宙船運用術

2010年6月、小惑星イトカワへの往復宇宙飛行から無事帰還した「はやぶさ」の運用は、幾多のトラブルに見舞われました。しかし、プロジェクトチームはこれらの問題点をうまくかわしながら飛行を継続させました。本講義では、その苦心にみちた探査機とのやりとりの実態を紹介します。

2011年9月10日

自然界におけるだまし

動物のだまし

生物は生存や繁殖のチャンスをあげるために、しばしば「だまし」を行います。ここでは、カモフラージュ、擬態、托卵など、脊索動物を中心に行われるだまし行動を具体的に解説します。

2011年10月15日

昆虫の擬態:だましのテクニックの進化

擬態は、モデル、情報発信者(擬態者)、情報受信者の3者間で成立している複雑な現象です。「似せてだます」戦略にはどのようなものがあるのか、本講義では様々なケースを紹介します。

2011年10月15日