概要
夜空を見上げると瞬く星々…しかし、瞬きの正体は実は地球大気の揺らぎが引き起こす陽炎で、星や銀河の像をぼかしてしまう天文学の大敵です。近年、この揺らぎを補正してシャープな像を結ぶようにする『補償光学』という仕掛けが、大型望遠鏡に装備されるようになってきました。本講義では、その原理と現状、さらには将来と限界を、観測から明らかになってきた最新の宇宙像とともに解説したいと思います。
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講師紹介

本原 顕太郎
東京大学
理学系研究科 助教
※所属・役職は登壇当時のものです。
学歴 | |
1995年 | 東京大学理学部天文学科卒業 |
2000年 | 京都大学博士(理学研究科 物理学・宇宙物理学専攻) |
職歴 | |
1997年 | 日本学術振興会特別研究員 |
2000年 | 国立天文台ハワイ観測所 |
2001年 | 東京大学天文学教育研究センター助手 |
2007年 | 東京大学天文学教育研究センター助教 |
2010年 | 東京大学天文学教育研究センター准教授 |
研究テーマ |
赤外線観測による銀河進化の研究 |
最近の主な著書 |
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『豪雨・洪水対策の減災に向けて』(共著) | 技報堂出版 | 2008年 |
『災害危機管理論入門』(共著) | 弘文堂 | 2008年 |
『火山工学入門』(共著) | 土木学会 | 2009年 |
HP (ホームページ) |
http://www.ioa.s.u-tokyo.ac.jp/~kmotohara/ |