概要
かつてヨーロッパの都市は、どれも城壁に囲まれていました。西洋における都市城壁の源流は、古代ギリシャに遡ります。ギリシャ人にとって城壁とは、都市国家の独立自治を守る不可欠の要素でした。しかし、戦争中にひとたび疫病に襲われると、皮肉なことに、城壁はむしろ市民たちを悲惨な状況に追いやる結果になりました。紀元前5世紀の都市国家アテネを例に、古代市民が防ごうとしたもの・防げなかったものを考えてみます。
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講師紹介

橋場 弦
東京大学
人文社会系研究科 准教授
※所属・役職は登壇当時のものです。
学歴 | |
1984年 | 東京大学文学部卒業 |
1990年 | 東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得満期退学 |
職歴 | |
1990年 | 東京大学大学院人文社会系研究科助手 |
1993年 | 大阪外国語大学助教授 |
2006年年 | 東京大学大学院人文社会系研究科助教授 |
2007年 | 東京大学大学院人文社会系研究科准教授 |
研究テーマ |
古代ギリシア民主政の公共圏と紛争解決
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最近の主な著書 |
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『丘の上の民主政 古代アテネの実験』 | 東京大学出版会 | 1997年 |
『古代オリンピック』(共編) | 岩波新書 | 2004年 |
『賄賂とアテナイ民主政 美徳から犯罪へ』 | 山川出版社 | 2009年 |
HP (ホームページ) |
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