概要
第110回東京大学公開講座「特異」はいかがでしたでしょうか。 この企画は一年前から準備されてきたものですが、当初は「個別化医療」という企画委員長の専門分野に近いトピックから構想が始まり、最終的に「特異」というテーマに至ったという経緯があります。ここでは、そのような公開講座が開かれるまでのプロセスをご紹介するとともに、最後に、企画委員長自身の研究分野についてお話をさせていただきます。
講師紹介

杉山 雄一
薬学系研究科
学歴 | |
1971年 | 東京大学薬学部卒業 |
1973年 | 東京大学薬学系研究科修士課程修了 |
職歴 | |
1974年 | 東京大学薬学部製剤学 助手 |
1979年 | 米国UCLA医学部(肝臓生理学)に留学 |
1989年 | 東京大学薬学部製剤学 助教授 |
1991年 | 東京大学薬学部製剤学 教授 |
1998年 | 東京大学大学院薬学系研究科製剤設計学教授(改組) |
2003年 | 同分子薬物動態学教室教授(教室名改名) |
2005年 | 同医薬品評価科学講座教授兼任 |
研究テーマ |
生理学的薬物速度論:In vitroからin vivoへの構築、
薬物相互作用の予測 |
肝臓における薬物動態の速度論敵、生化学的解析 |
薬物の中枢系への移行移行解析(血液脳関門、血液脳脊髄液関門) |
抗癌剤のPharmacokinetics、Pharmacodynamics、toxicodynamics |
生理活性ペプチドのreceptor-mediated endocytosis過程の速度論 |
組織特異的ターゲッティングのためのVector開発 |
最近の主な著書 |
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HP (ホームページ) |
http://www.f.u-tokyo.ac.jp/~sugiyama/Member/member.html |