概要
いま日本では「ワーク・ライフ・バランス」が大切だということが盛んに言われている。なぜいまこのことが日本で盛んに言われているのか? また、どのようにしてそれを進めていけばよいのか? 「ワーク・ライフ・バランス」について考えることは、女性の活用や少子化問題だけでなく、正社員の働きすぎ、正社員と非正社員の格差問題など、現在の日本の深刻な労働問題を解く鍵を提供してくれるかもしれない。欧米における営為との比較を通じて、日本の労働問題の根本にあるものについて考えることにしたい。
講師紹介

水町 勇一郎
社会科学研究所
学歴 | |
1990年 | 東京大学法学部卒業 |
職歴 | |
1990年 | 東京大学法学部助手 |
1993年 | 東北大学法学部助教授 |
1999年~ | パリ第10大学客員教授 |
2002年~ | ニューヨーク大学客員研究員 |
2004年 | 東京大学社会科学研究所助教授 |
2007年 | 東京大学社会科学研究所准教授 |
研究テーマ |
労働法の比較研究・歴史分析 |
最近の主な著書 |
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労働法 | 有斐閣 | 2008年 |
個人か集団か? 変わる労働と法(編著) | 勁草書房 | 2006年 |
HP (ホームページ) |
http://www.iss.u-tokyo.ac.jp/mystaff/mizumac7.html |