概要
少子化現象により、日本の人口は減少に転じようとしている。高度成長を経て成熟化した日本経済は、人口増加の終焉によって、あらたな成熟化を迎えようとしている。この変化は、日本人の生活水準にどのような影響を与えるのか。また、高齢者の増加にともなって医療・介護サービスの需要が増大する一方で、社会保障費用をおもに負担する現役世代の人口が減少していく環境で、社会保障制度をどのように運営していくのか。
講師紹介

岩本 康志
経済学研究科
学歴 | |
1984年 | 京都大学経済学部卒業 |
1986年 | 大阪大学大学院経済学研究科博士前期課程修了 |
1987年 | 大阪大学大学院経済学研究科博士後期課程退学 |
1991年 | 大阪大学経済学博士 |
職歴 | |
1987年 | 大阪大学社会経済研究所助手 |
1990年 | 大阪大学経済学部講師 |
1991年 | 京都大学経済研究所助教授 |
2002年 | 一橋大学大学院経済学研究科教授 |
2005年 | 東京大学大学院経済学研究科教授・公共政策大学院教授 |
研究テーマ |
財政 |
社会保障 |
最近の主な著書 | ||
『社会福祉と家族の経済学』(編著) |
東洋経済新報社 | 2001年 |
HP (ホームページ) |
http://www.iwamoto.e.u-tokyo.ac.jp/index_j.html |