概要
経済がグローバル化することの一つの意味は、国ごと産業ごとの国際競争力の有無が顕在化することである。それは大昔から経済学の基本的なテーマであった。ところが実際にそうなってみると、伝統的な経済学では説明しにくい現象が多く出てきた。本講義では「日本は人工物である」というものづくり論の基本に戻り、現場発での日本の産業競争力を考えてみることにする。
講師紹介

藤本 隆宏
経済学研究科
学歴 | |
1979年 | 東京大学経済学部経済学科卒業 |
1989年 | ハーバード大学ビジネススクール 博士課程修了 (D.B.A. ハーバード大学) |
職歴 | |
1979年 | 三菱総合研究所入社 |
1989年 | ハーバード大学研究員 |
1990年 | 東京大学経済学部 助教授 |
1996年 | 東京大学大学院経済学研究科 助教授 |
1996年 | リヨン大学客員教授、INSEAD客員研究員 |
1996年 | ハーバード大学ビジネススクール客員教授 |
1997年 | ハーバード大学上級研究員 |
1998年 | 東京大学大学院経済学研究科 教授 |
2004年 | ものづくり経営研究センターセンター長 |
研究テーマ |
経営学(技術・生産管理) |
最近の主な著書 | ||
能力構築競争 | 中央公論新社 | 2003年 |
日本のもの造り哲学 | 日本経済新聞社 | 2004年 |
中国製造業のアーキテクチャ分析 | 東洋経済新聞社 | 2005年 |
HP (ホームページ) |
http://www.ut-mmrc.jp |