ロボットと農林業

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概要

農業機械は農作業の省力化を目的として開発されたが、最近では高精度農業機械を使った精密農業の実施による環境負荷低減の役割も重視されている。また国内では後継者不足の問題と、農業の低コスト化の要請からIT技術、ロボット技術を駆使した農作業システムの開発が重要課題となっている。本講演では、農作業の機械化の歴史を紹介し、機械化の効果を説明する。次に、現在開発されている農業用ロボットの事例を紹介する。最後にロボット技術を用いた精密農業の目的と方法、およびロボット農業の可能性について述べる。

講義実施日:
2006年10月28日
対象:
一般
分野:
工学/建築 農学

講師紹介

芋生 憲司

芋生 憲司

農学生命科学研究科


学歴
1982年 三重大学農学部農業機械学科卒業
1984年 東京大学大学院農学系研究科修士課程修了
1986年 東京大学大学院農学系研究科博士課程退学

職歴
1986年 東京大学農学部助手
1988年 農学博士(東京大学)
1991年 宇都宮大学農学部講師
1994年 宇都宮大学農学部助教授
1997年 東京大学大学院農学生命科学研究科助教授

専門
再生可能エネルギー
車両用航法センサ
自律走行車両
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