授業について
顔のホネの多くは手足のホネとは発生学的に異なり、その形も非常に複雑であり実に上手く出来ている。一見重たい骨の塊のように見える顔の骨は、少しでも軽くなるように実は中は空洞だらけで、眼、鼻、口や歯といった重要な感覚器官が収まっており、見たり、聞いたり、息をしたり、喋ったり、食べたりできるように合目的的に作られている。このように重要な機能を持っている顔のホネが生まれつき、あるいは加齢、ケガや病気によって変形したり、無くなってしまうと大変困ることになる。特に上あごと下あごは歯が生えてくる唯一の骨で、体のほかの骨にはない特徴がある。それゆえに、厄介な病気もいろいろ起こる。
今回のテーマを深めたい人のための参考文献
『口と歯の辞典』(高戸毅 、天笠光雄 、葛西一貴 、古郷幹彦 、須佐美隆史 、鈴木茂彦 、谷口尚 、新美成二 編、朝倉書店、2008 年) |