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人の心のなかのホネ

骨を抱きしめる−マダガスカルにおける墓制と遺体


講師:森山 工 准教授

対象者:成人一般・大学生・高校生
講義実施日:2010年10月23日


シラバス
講義資料
 骨を抱きしめる
 −マダガスカルにおける墓制と遺体
 Chapter 1 / 3  (17:39) 
 
 骨を抱きしめる
 −マダガスカルにおける墓制と遺体
 Chapter 2 / 3  (18:47) 
 
 骨を抱きしめる
 −マダガスカルにおける墓制と遺体
 Chapter 3 / 3  (16:22) 
 
   
 講義全体を続けて見る (52:48) 

授業について
インド洋西南海域に位置する島、マダガスカルにおいては、死後、親族が共有する集合墓に埋葬されることは、その人がたんなる死者ではなく、「祖先」として社会的に位置づけられることと結びついています。だから、死者を看取った遺族のつとめは、その死者を親族の集合墓に埋葬してやることなのです。しかし、さまざまな事情で、遺体をすぐに集合墓に埋葬できないことがあります。そのとき、マダガスカルの人々は死者とどう向き合うのでしょう。とりわけ、集合墓に埋葬するべきこの遺体と、人々はどう向き合うのでしょう。これらを手がかりに、人々の死生観と、そこにおける骨の意味を探ってゆきます。

今回のテーマを深めたい人のための参考文献
森山工『墓を生きる人々−マダガスカル、シハナカにおける社会的実践』(東京大学出版会、1996年)
森山工「移葬の政治学−タナナナリヴ、一九三八年の〈ファマディハナ〉」
 (『社会人類学年報』30号、東京都立大学社会人類学会、2004年)
森山工「マダガスカルを歴史化する−〈祖先の島〉としてのマダガスカル再論」
 (『SERASERA』20 号、マダガスカル研究懇談会、2009年)

講師紹介
森山 工
もりやま たくみ
東京大学大学院
総合文化研究科・准教授

専門分野

文化人類学


最近の研究テーマ
マダガスカル社会の文化人類学的研究、フランス民族学史研究

最近の主な著書
『資源化する文化』(共著、弘文堂、2007 年)
『人間の安全保障』(共著、東京大学出版会、2008 年)
『フィールドワーカーズ・ハンドブック』(共著、世界思想社、近刊)