東京大学TODAI.TV
東京大学公開講座「防ぐ」 TODAI.TVトップ > コンテンツリスト > 東京大学公開講座「防ぐ」
防ぐための社会の仕組み

地域医療と保険制度をどう守るか?


講師:橋本 英樹 教授

対象者:成人一般・大学生・高校生
講義実施日:2010年4月17日


シラバス
講義資料
 地域医療と保険制度をどう守るか?
 Chapter 1 / 3  (16:29) 
 
 地域医療と保険制度をどう守るか?
 Chapter 2 / 3  (17:55) 
 
 地域医療と保険制度をどう守るか?
 Chapter 3 / 3  (16:22) 
 
   
 講義全体を続けて見る (50:46) 

授業について
 医師不足、医療崩壊、救急のたらい回しなど、近年日本の医療の衰退を危惧する声が高まっている。また後期高齢者医療制度の見直し、健康保険組合の解散など、財政的な基盤にも問題が出ている。先進諸国で突出した借金を抱え社会保障費を削減すべきという声がある一方で、医療費や医師数の増加を求める声もある。本講義では、こうした混乱の原因を探り、合理的かつ開かれた医療保険政策の建て方について考えていただくきっかけを提供したい。

今回のテーマを深めたい人のための参考文献
●池上直己『ベーシック医療問題』(日経文庫、2002年)
ちょっと古くなりましたが、わかりやすく、ただしかなり包括的・高度に日本の医療問題をまとめている良著です。筆者は日本の医療経済・政策学の第一人者です。
●橋本英樹『社会資本としての医療情報システム』(保健医療科学、国立保健医療科学院、2010年4月)
科学的評価に基づく保健医療政策決定を支えるために必要な社会的インフラとして医療情報のことについては、当日お話ししましたがそれを論文風にまとめたものです。同じ趣旨で国の統計整備についても述べたもので、日本経済新聞2009年3月24日の「経済教室」もご参照ください。一橋大学の井伊教授との連名記事です。

講師紹介
橋本 英樹 教授

東京大学大学院
医学系研究科

学歴  
1988年 東京大学医学部医学科卒業
1994年 Master of Public Health in Health Organization (Havard School of Public Health)
1995年 Master of Science in Health Policy and Management (HSPH)
1997年 医学博士(東京大学大学院・論文博士)
1999年 Doctor of Public Health in Health Communication (HSPH)

職歴  
1988年 東京大学医学部附属病院内科研修医
1989年 東京厚生年金病院内科研修医
1990年 三井記念病院内科・循環器センター
1993年 帝京大学医学部板橋病院第2内科(旧)助手
1999年 帝京大学衛生学公衆衛生学講師
2003年 帝京大学衛生学公衆衛生学講師
2004年 東京大学大学院22世紀医療センター医療経営政策学寄附講座客員教授
2007年 現職

研究テーマ

日本版診断分類を用いた医療評価、高齢者の社会経済的格差と医療・介護、健康の関連分析


最近の主な著書  
『新時代に生きる医療保険制度 持続への改革論』
(共著)
薬事日報社

2004年

『社会格差と健康;社会疫学からのアプローチ』
(川上・小林・橋本編著)
東京大学出版会 2007年
『ステータス症候群 社会格差という病』
(М・マーモット著、鏡森・橋本監訳)
日本評論社 2008年
『医療コミュニケーション―実証研究への多面的アプローチ―』
(藤崎・橋本編著)
篠原出版新社 2009年

HP (ホームページ)
http://www.m.u-tokyo.ac.jp/medinfo/