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水と生命・環境

寄生虫が教えること:水のもたらす恵みと患い


講師:松本 芳嗣 准教授

対象者:成人一般・大学生・高校生
講義実施日:2009年11月7日


シラバス
講義資料

授業について
 ヒトは最も適応力に優れ、昆虫は最も繁栄した動物といわれる。ところが、ヒトや昆虫の体内にも多様な寄生動物が生きており、宿主であるヒトや昆虫と共に進化し、棲息域を広げている。カラアザールという原虫病をご存じだろうか。単細胞の原生生物が吸血性の昆虫に媒介され、この感染症はおこる。本講義では水の利用による環境の変化とそれに伴う感染症の流行について考えてみたい。生態系の豊かな土地は寄生原虫にとってもの豊かな土地であることを忘れてはならない。

今回のテーマを深めたい人のための参考文献
松本芳嗣、三條場千寿(2003)「砂漠緑地科に伴う新たな感染症の流行」(『砂漠研究13-3』201-208)
松本芳嗣、三條場千寿(2005)「環境改変による感染症流行の危機―砂漠緑化と感染症の増加―」(『地球環境10-1』56-59)

講師紹介
松本 芳嗣 准教授

東京大学大学院
農学生命科学研究科

学歴  
1978年 帯広畜産大学畜産学部獣医学科(畜産学士)
1980年 帯広畜産大学大学院畜産学研究科獣医学専攻(畜産学修士)
1980年 京都府立医科大学大学院医学研究科(医学博士)

職歴  
1984年 京都府立医科大学医学部助手
1991年 東京大学農学部助教授
1996年 東京大学大学院農学生命科学研究科助教授
2007年 東京大学大学院農学生命科学研究科准教授

研究テーマ

旧大陸における内蔵型リーシュマニア症(カラ・アザール)の病態疫学脳性マラリアの免疫病理学的研究


最近の主な著書  
『動物の感染症』 近代出版 2007年

HP (ホームページ)
http://www.vm.a.u-tokyo.ac.jp/immune/index.html