授業について コップ一杯の水中には、約3000000000000000000000000個の水分子H2Oが含まれています。H2Oは二等辺三角形で、O-Hの長さは0.0000000001メートル、H-O-Hの頂角は104.5°です。私たちが普段慣れ親しんでる水の性質は、すべてこの小さな水分子たちが、気が遠くなるような数集まって集団として行動する結果生じるのです。この講義では、H2Oが何故二等辺三角形の構造をとるのかという基礎的な問題から、ミネラルウォーターやワインの味まで、水と水分子が織り成す様々な現象を科学の眼で観察し、自然界の不思議を垣間見たいと思います。 今回のテーマを深めたい人のための参考文献 『化学のすすめ』(筑摩書房)
分子から生細胞まで、分光学によるミクロ世界の探求