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東京大学公開講座「バランス」
法的思考におけるバランス

講師
長谷部 恭男  教授

対象者
成人一般・大学生・高校生

講義実施日
2008年4月26日

 Chapter 1 / 3  (15:08) 
 Chapter 2 / 3  (15:12) 
 Chapter 3 / 3  (14:35) 
 講義全体を続けて見る 
(44:55)

授業について

法律家は、よくバランス感覚が大事だとか、バランスをとらなくとはといいますが、そこで言われているのは、重さや長さや価格のように、同じ物差しで測ることのできるもの同士を比べることではなく、比べようのないもの同士の間でどれをとるかについての判断であることがしばしばあります。多くの場合、人の直面する選択肢は比較不能であり、比べようのないものの間で一つを自分の意思で選んで、それを実行しているわけです。

この講義では、価値が比較不能であるとはいかなることか、そのことが、人間社会にとってどのような問題をもたらすか、法律学は、その問題をどのように解決しようとしているか等の論点についてお話しするつもりです


シラバス

今回のテーマを深めたい人のための参考文献
ジョゼフ・ラズ(森際康友編訳)「自由と権利」
長谷部恭男「憲法と平和を問いなおす」
勁草書房
ちくま新書
講師紹介
長谷部 恭男
はせべ やすお
東京大学大学院 法学政治学研究科 教授


学歴  
1979年 東京大学法学部 卒業
職歴  
1979年 東京大学法学部助手
1984年 学習院大学法学部助教授
1995年 東京大学法学部教授
2007年 東京大学大学院法学政治学研究科法曹養成専攻長(法科大学院長)


研究テーマ  

立憲主義

通信と放送の融合
 
最近の主な著書  
憲法とは何か 岩波新書 2006年
憲法の理性 東京大学出版会 2006年