8億人分の食糧が毎年病気で消えている

概要

世界の食糧生産のうち三分の一は植物に病気を起こす微生物や生育障害・病的症状の原因となる昆虫・化学物質・雑草などによって失われており、特に病気による損失は12%にも達します。これは年間8億人以上の人口を養える量で、ちょうど世界の飢餓人口に相当します。薬剤等を用いた対策がないと、食糧生産の半分以上が失われます。これを病気などから守り、治療するため、植物のお医者さん「植物医師」を養成し、「植物病院」を創設する研究分野「植物医科学」を推進する必要があります。

講義実施日:
2006年5月13日
対象:
一般
分野:
農学

講師紹介

難波 成任

農学生命科学研究科
 


学歴
1977年 東京大学農学部 卒業
1982年 東京大学大学院農学系研究科博士課程 修了

職歴
1982年 日本学術振興会奨励研究員
1985年 東京大学農学部 助手
1989年 コーネル大学客員研究員
1992年 東京大学農学部 助教授
1995年 東京大学農学部 教授
1999年 東京大学大学院新領域創成科学研究科 教授
2004年 東京大学大学院農学生命科学研究科 教授

研究テーマ
植物病原微生物の宿主決定・病原性決定の分子機構
植物の病気の診断と治療・予防の科学

最近の主な著書
植物ウイルス事典 朝倉書店
植物病理学事典 養賢堂
植物ウイルスの分子生物学 学会出版センター
ウイルス学 朝倉書店
地球を救う50の提案 農学・21世紀への挑戦 世界文化社
新編農学大事典 養賢堂
最新植物病理学 朝倉書店

HP (ホームページ)
http://papilio.ab.a.u-tokyo.ac.jp/planpath/

講義資料