遺伝子レベルからみた生物集団と適応

概要

生物集団の大きさを測ることは、意外と難しい。船を走らせてクジラを調査し、飛行機を飛ばしてマグロを調査する。こうした調査ができない集団も数多くある。遺伝子を比較して、遺伝子の近さと変化のスピードを測ることにより、集団の大きさと適応の様子を推し量ることができる。ウイルス集団が宿主に適応する姿や、蚊の集団が氷河期の終わりに膨張する様子が、浮き彫りになる。数千年の農耕の歴史で育種選抜された、「役に立つ」遺伝子が見えてくる。

講義実施日:
2006年4月1日
対象:
一般
分野:
農学

講師紹介

岸野 洋久

農学生命科学研究科
 


学歴
昭和53年 東京大学卒
昭和55年 東京大学大学院修士課程修了
平成元年 九州大学大学院・論文博士

職歴
文部省統計数理研究所助手
東京大学海洋研究所助教授
東京大学大学院総合文化研究科助教授
東京大学大学院農学生命科学研究科教授

専門
統計科学

講義資料