水と文学

中国文学に見る水の諸相

概要

古来様々な支援の景観を詠ってきた中国の詩歌。しかしその中に海を詠んだものはごくわずかしかりません。内陸国にに生きる人々はほとんど海を見たことがなく、海は恐ろしい生き物が住む、暗く底知れない場所として描かれました。時折本物の海を見る詩人がいても、「割れて避けて砕け散る波も」、「ひねもすのたりのたり」の海も、詩歌の伝統にないものをその目で見ることは困難でした。中国の人々が捉えた水の姿のいくつかを、日本との比較を交えながらお話したいと思います。

講義実施日:
2009年10月24日
対象:
一般
分野:
文学/哲学/言語
歴史/民族・民俗

講師紹介

戸倉 英美

とくら ひでみ

人文社会系研究科
 


学歴
1973年 東京大学文学部卒業(第三類 中国語中国文学)
1981年 東京大学大学院人文科学研究科中国語中国文学専門課程博士課程単位取得退学

職歴
1988年 東京都立大学人文学部助教授
1991年 東京大学教養学部助教授
1993年 東京大学文学部助教授
1995年 東京大学大学院人文社会系研究科教授

研究テーマ

中国文学の長い歴史を自分なりに把握すること
日本の雅楽・伎楽を資料とした中国の文学・音楽・演劇の研究


最近の主な著書
「従唐楽譜和姜譜的関係看詩的音楽背景」 『文史』2004年第2輯 2004年
「日本雅楽与古代亜細亜的文化交流―蘭陵王与納蘇利―」 『中国文哲研究所通訊』
第十五巻・第一期、台湾中央研究院
2005年3月
「漢鐃歌『戦城南』考―
併論漢鐃歌與後代鼓吹曲的関係」
(『楽府学』第二輯)、中国首都師範大学詩歌研究中心

2007年8月


HP (ホームページ)

講義資料