人の心の中のホネ

骨を抱きしめる-マダガスカルにおける墓制と遺体

概要

インド洋西端海域に位置する島、マダガスカルでは、死後、親族が共有する集合墓に埋葬されることは、その人が単なる死者ではなく、「祖先」として社会的に位置づけられることと結びついています。だから、死者を看取った遺族のつとめは、その死者を遺族の集合墓に埋葬してやることなのです。しかし、様々な事情で、遺体をすぐに集合墓に埋葬できないことがあります。そのとき、マダガスカルの人々は死者とどう向き合うのでしょう。とりわけ、集合墓に埋葬するべきこの遺体と、人々はどう向き合うのでしょう。これらを手がかりに、人々の死生観と、そこにおける骨の意味を探ってゆきます。

講義実施日:
2010年10月23日
対象:
一般
分野:
歴史/民族・民俗

講師紹介

森山 工

総合文化研究科
 


専門分野

文化人類学


最近の研究テーマ
マダガスカル社会の文化人類学的研究、フランス民族学史研究

最近の主な著書
『資源化する文化』(共著、弘文堂、2007 年)
『人間の安全保障』(共著、東京大学出版会、2008 年)
『フィールドワーカーズ・ハンドブック』(共著、世界思想社、近刊)

講義資料