農学部公開セミナー 第50回「学と業」
2016年度開講

農学部公開セミナー 第50回「学と業」

環境に優しいセルロースナノファイバーの科学
齋藤 継之

動画

鋼鉄の5分の1の重さで5倍強いといわれる木材由来の新素材「セルロースナノファイバー」について紹介します。セルロースは、樹木の主成分として地球上で最も多量に蓄積しているバイオマス( = 持続的に再生産される有機資源)です。人類は、材木・衣類・紙等として古くからセルロースを利用しています。しかし、石油等の枯渇資源に依存した暮らしを脱却し、自然と持続的に共生する循環型社会を構築するために、セルロースをより高度に利用することが今まさに求められています。この要請に応えることは、農学の使命の一つともいえます。

01:35 「鋼鉄の5分の1の重さで5倍強い」新素材
06:35 セルロースとは?
23:19 パルプ繊維に水を加えてミキサーにかけると……
32:45 光は通して熱は通さない、タフな多孔質
44:15 セルロースナノファイバーを使った製品の紹介

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講師紹介
東京大学 農学生命科学研究科 准教授
※所属・役職は登壇当時のものです。

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