宇宙と地球の特異点

超小型衛星による宇宙開発の特異点への挑戦

概要

1機数百億円、開発期間5年以上という人工衛星による現状の宇宙開発は、国・大企業のみをユーザーとする非常に限られた利用にとどまり、一般の利用・産業 化・商業化も広がらない閉塞状態にある。東京大学はその閉塞を打ち破るべく、20kg以下の極端に小さな衛星の開発を進め、すでに2機の衛星の打ち上げに 成功した。そのような超小型衛星は通常の宇宙開発における特異的存在であるが、宇宙へ参入する「しきい」を根本的に下げ、新しい宇宙利用の道を切り拓く大 きな可能性を有している。

 

講義実施日:
2009年4月25日
対象:
一般
分野:
工学/建築

講師紹介

中須賀 真一

工学系研究科
 


学歴
1983年 東京大学工学部航空学科卒業
1988年 東京大学大学院博士課程修了、工学博士(航空学専攻)

職歴
1988年 日本アイ・ビーエム(株)東京基礎研究所
1993年 東京大学航空学科 講師
1994年 東京大学先端科学技術研究センター 助教授
2005年 東京大学航空宇宙工学専攻 教授

研究テーマ
革新的宇宙システム
超小型衛星
宇宙システムの知能化・自律化

最近の主な著書
「国家としての宇宙戦略論」(共著) 誠文堂新光社 2006年
「宇宙ステーション入門」(共著) 東京大学出版会 2008年

HP (ホームページ)
http://www.space.t.u-tokyo.ac.jp

講義資料