東京大学公開講座「力<チカラ>」
2006年度開講

東京大学公開講座「力<チカラ>」

核力100年
酒井 英行

動画

湯川秀樹は1935年に、原子核の内部で働く力「核力」が新粒子の交換で生まれることを予言した。後にその新粒子「湯川中間子」が発見され、日本人初のノーベル賞を受賞した。それから72 年間にわたる実験・理論の進歩は目覚しいものがあり、核力の理解は大いに深まった。今年2007年は湯川博士生誕100年にあたる。湯川理論から現在までの研究を概観し、最前線の「核力」研究、例えば「三体核力」や「クォークレベルからの理解」などを紹介する。

講師紹介
理学系研究科
※所属・役職は登壇当時のものです。

おすすめの動画