力の理論の最前線~湯川秀樹百歳~

核力100年

概要

湯川秀樹は1935年に、原子核の内部で働く力「核力」が新粒子の交換で生まれることを予言した。後にその新粒子「湯川中間子」が発見され、日本人初のノーベル賞を受賞した。それから72 年間にわたる実験・理論の進歩は目覚しいものがあり、核力の理解は大いに深まった。今年2007年は湯川博士生誕100年にあたる。湯川理論から現在までの研究を概観し、最前線の「核力」研究、例えば「三体核力」や「クォークレベルからの理解」などを紹介する。

 

講義実施日:
2007年10月13日
対象:
一般
分野:
理学/自然科学

講師紹介

酒井 英行

理学系研究科
 


学歴
1969年 東北大学工学部原子核工学科卒業
1971年 東京工業大学大学院理学研究科修士課程修了
1972年 東京工業大学大学院理学研究科博士課程退学
1978年 大阪大学 Ph.D取得

職歴
1972年 大阪大学核物理研究センター 助手
1986年 大阪大学核物理研究センター 助教授
1989年 東京大学理学部 助教授
1993年 東京大学大学院理学系研究科 助教授
1995年 東京大学大学院理学系研究科 教授
2006年 東京大学教育評議員
理学系研究科副研究科長

研究テーマ

発熱型の核反応を用いる新手法によるスピン振動状態の探索

三体核力

EPR(アインシュタイン・ポドルフスキー・ローゼン)パラドックスの検証


Spin-Isospin Responses via(p,n)and(n,p) Reactions. (共著) Prog.Part.Nucl.Phys. 2006年
Spin correlations of strongly interacting massive fermion pairs as a test of Bell's iinequality. (共著) Phys.Rev. Lett 2006年

HP (ホームページ)
http://nucl.phys.s.u-tokyo.ac.jp/sakai_g/index.html

講義資料