東京大学公開講座「力<チカラ>」
2006年度開講

東京大学公開講座「力<チカラ>」

ちからと建築デザイン
川口 健一

動画

建築の形態はさまざまな力と思想に支配されている。重力がアーチの形を決め、表面張力が膜構造の形を決める。自然災害の多い日本では木と紙と土の建築ができ、西洋の人々は重たい石積み建築から解き放たれるために、鉄筋コンクリートや鋼構造などの素材を生み出した。20世紀後半には人類は宇宙へ進出し、動く建築も現れてきた。本講義ではちからと建築形態の関係についてわかりやすく説明し、21世紀の建築デザインについて建築構造の立場から考察する。

講師紹介
生産技術研究所
※所属・役職は登壇当時のものです。

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