見える戦争、見えない力 ~国際社会と日本~

戦後日本におけるアメリカニズムと権力

概要

「アメリカ」は、現代世界において圧倒的に優位なグローバル・パワーでありながら、大衆文化やライフスタイルとしてわたしたちの生活の奥深くに入り込んでいる存在でもある。戦後日本で、「アメリカ」はまず占領軍として、つまり露骨な「暴力」として人々の日常風景に立ち現れながら、やがて家電で囲まれた豊かな消費生活や若者たちのファッション、さまざまなメディア・イメージの源泉にもなっていった。ここでは戦後日本におけるこうした「アメリカ」のパワーの二面性に焦点を当てながら、日本人の中にある親米意識の深層力学を探っていく。

講義実施日:
2007年10月20日
対象:
一般
分野:
心理学/社会科学

講師紹介

吉見 俊哉

情報学環
 


学歴
1981年 東京大学教養学部教養学科相関社会科学分科 卒業
1981年 東京大学生産技術研究所 研究生
1984年 東京大学大学院社会学研究科社会学A専攻修士課程 修了
1987年 東京大学大学院社会学研究科社会学A専攻 博士課程
単位取得退学

職歴
1987年 東京大学新聞研究所 助手
1990年 東京大学新聞研究所 助教授
1992年 東京大学社会情報研究所 助教授
1993年 エル・コレヒオ・デ・メヒコ (メキシコ) 客員教授
1998年 フランス社会科学高等学院 (フランス) 客員研究員
1999年 ウェスタン・シドニー大学 (オーストラリア) 客員研究員
2000年 東京大学社会情報研究所 教授
2004年 東京大学大学院情報学環 教授
2006年 東京大学大学院情報学環 学環長

研究テーマ
戦後日本社会におけるアメリカニズム
戦争とメディア
百学連環の思想とメタ・アーカイブ

最近の主な著書
親米と反米 岩波新書 2007年
万博幻想 ちくま新書 2005年
メディア文化論 有斐閣 2004年
グローバリゼーションと文化の政治学(共編著) 平凡社 2004年
グローバル化の遠近法(共著) 岩波書店 2001年

HP (ホームページ)
http://www.yoshimi-lab.org/

講義資料