東京大学公開講座「人口」
2006年度開講

東京大学公開講座「人口」

日本人はどこに住んできたか
荒井 良雄

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2005年国勢調査の結果が発表され、いよいよ日本が「人口減少社会」に入ったことが話題になりました。あと数年でいわゆる「団塊の世代」のリタイアも本格化します。かれらは60 年代から70 年代に、地方から都会へ大量に移住し,戦後日本の高度成長 を支える中心となった人々ですが、その高度成長もそろそろ「歴史」の範疇に入ろうとしています。戦後日本の都市空間のあり様、特に、地方から大都市への人口流入とその帰結を、そこに住む人々のライフコースの面から,あらためて考えてみ たいと思います。

キーワード:戦後日本の人口移動 Uターン 都市の郊外化 少子化 高齢化 地方都市の過疎化 地方と都市 首都圏と首都圏郊外 日本の人口問題

講師紹介
総合文化研究科
※所属・役職は登壇当時のものです。

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