2006〜2009年度「東京大学公開講座「人口」」

人口学の考え方と人口問題

「少子化」が原因で起こる「高齢化」と「人口減少」。そのメカニズムを理解するため、人口学(demography)の基本的な考え方を、日本の少子化を例として紹介します。

2006年4月1日

遺伝子レベルからみた生物集団と適応

数千年の農耕の歴史で育種選抜された、「役に立つ」遺伝子とは…

2006年4月1日

子どもの数と不就学

90%以上の就学率を誇ったはずの明治の終わり頃でも、学校に行かなかった女の子のことが沢山史料に出てきます。学齢簿・学籍簿上では、ある時期まで絶えず女子生徒数の方が少ないということも。このような就学率統計にはどういう仕組みがあるのでしょう。

2006年4月8日

動物社会の人口論

実は、動物にもヒトの人口と同じ理論や分析がそのまま適用できる。人口論の観点から人と動物社会の比較を解説したい。

2006年4月8日

日本人はどこに住んできたか

あと数年でいわゆる「団塊の世代」のリタイアも本格化します。戦後日本の都市空間のあり様、特に、地方から大都市への人口流入とその帰結を、そこに住む人々のライフコースの面からあらためて考えます。

2006年4月22日

逆都市化時代のまちづくり

人口減少とともに、日本の多くの都市圏では人口減少する逆都市化時代を迎える。高密度社会の長所でもあった効率性や、環境への負荷の少なさなどを継承しつつ、ゆとりある都市社会を形成していくには何をしていけばよいかを考える。

2006年4月22日

人口・食糧・環境

地球上の人口増加が続くと、やがて食糧不足が深刻化するという懸念を、どのように考えればよいだろうか。本講では第1に、人口増加の趨勢からその原因を推測する。第2に食糧の生産動向をふり返り、核心にある問題が生産量ではなく分配にあることを明らかにする。

2006年5月13日

8億人分の食糧が毎年病気で消えている

植物の病気が原因で多くの食料が失われている現状に注目し、「植物医科学」の課題を考えます。

2006年5月13日

人口停滞の世紀とその後

人口の停滞期に何をするかということが、後の国民の運命を決めることがある。人口動態と歴史の変動について、ユーラシアや日本も含めて考える。

2006年5月20日

人口減少社会を生きる

少子化が年金制度を破綻させ、経済成長を鈍らせるとしても、それは子どもを増やすことによってではなく、少子化を前提とした制度設計によって解決できるし、そうすべきである。人口減少社会を生きぬくために、私たちが有すべき 理念を論じる。

2006年5月20日