ロボット解剖学

コンピュータ統合手術支援システム

概要

外科領域では,開腹などの大きな開創を必要としない低侵襲外科手術(minimally invasive surgery: MIS)が発達しつつある。これを実現する医用工学技術分野として、術前の3次元医用画像等の診断情報・手術計画情報や手術中に得られる生体計測情報等を利用し、メカトロニクス技術を駆使して手術装置を制御し外科手術を支援する「コンピュータ外科(Computer Aided Surgery)」と呼ばれる研究分野がある。究極的にはこれは健常部位には影響をもたらさず、疾患部位のみをピンポイントで治療する「低侵襲標的精密治療技術」へ発展を目指すものである。講義ではロボット技術を応用したこのようなコンピュータ統合手術支援システムの研究開発動向を紹介する。

講義実施日:
2006年10月21日
対象:
一般
分野:
工学/建築
医学/薬学

講師紹介

佐久間 一郎

工学系研究科
 


学歴
1982年 東大工学部精密機械を卒業
1984年 東大大学院工学系研究科精密機械工学専攻修士課程を修了
1985年 東大大学院工学系研究科精密機械工学専攻博士課程を中退

職歴
東大工学部精密機械工学科助手
東京電機大学理工学部応用電子工学科助手、講師、助教授、
東大大学院工学系研究科精密機械工学専攻助教授・東大大学院新領域創成科学研究科環境学専攻助教授
2001年
11月~
工学博士(東大)

専門
医用生体工学、福祉工学への精密機械工学の応用を研究し、医学工学融合研究を推進している。

講義資料

2006〜2009年度「東京大学公開講座「ロボット新世紀」」の動画